Wenkang(ウェンカン)は、デザイナーの文康が2019年に始めた、大漆のアクセサリーブランドです。
身につけるほど、変わっていくもの
大漆は、漆の木から採れる天然の樹液です。塗り重ねた漆は、手に触れるほどにやわらかな艶を増していきます。竹は飴色に、銅はゆっくりと色を深め、金の模様はこすれるたびに輪郭をくっきりとさせていく。文康大漆の作品は、買ったときが完成ではありません。持ち主と一緒に時間を重ねて、少しずつ表情を変えていきます。
身近な自然から
モチーフにしているのは、花や山、鳥や魚といった身近な自然です。山道で出会ったハイビスカス、霧の晴れた山頂の野の花、月夜の壁に落ちる玉蘭の枝の影。文康自身が見て、心に残った景色が、ひとつひとつの作品のもとになっています。
伝統の技法を、毎日のかたちに
木地に漆を何層も塗っては研ぎ、純金粉や銀粉で模様を描く。器や家具に使われてきた漆の技法を、毎日つけられる軽やかなアクセサリーに仕立てています。ひとつの作品が仕上がるまでに、長いものでは数か月。すべて手仕事のため、色や模様、大きさが一点ずつ少しずつ異なります。